2014年6月22日日曜日

桑田泉プロの手打ちでスライスを直す方法

ゴルフのレッスンプロの中には、斬新な方法論でアマチュアゴルファーのスライス癖を直す人も居ます。私も実践してみて、実際にスライス癖を直せた理論に、レッスンプロの桑田泉氏の「アマチュアは手打ちしろ」という教えがあります。

2014年6月10日火曜日

10フィンガーグリップはスライスを矯正しやすい

スライスの原因で最も多いのは「クラブフェースが開いて(返りきらずに)インパクトしている」事です。特にゴルフの初心者がスライスする原因のほとんどが「フェースが返っていないこと」にあります。

2014年2月24日月曜日

スライスする原因その2~アウトサイドインのスイング

以前のページ・スライスの原因その1では、クラブフェースが開いてインパクトしていることで、ボールが右に曲がってしまう事を説明しました。これを俗に「プッシュアウトスライス」と呼んだりします。

それ以外に、ゴルフでスライスを起こすもう一つの原因があります。それは、スイングの軌道が「アウトサイドイン」に振っている事です。

クラブフェースが目標に真っ直ぐ向いていても、スイングの軌道が斜めから入っていれば、ボールにはサイドスピンが掛かり、打球はフックやスライスを起こします。スライス癖のある人は、スイングが飛球線上よりも外側から入ってくる、アウトサイドインの軌道になっている可能性が高いです。

アウトサイドインのスイング

アウトサイドインが原因でスライスしている場合、ある特徴が出ます。それは、打球が目標よりもやや左側に飛び出してから、右へ曲がっていく事です。いわゆる「カット打ち」の状態であり、「引っ掛けスライス」と呼ばれたりします。

アウトサイドインに振っていれば、ボールには外側から内側(飛球線上では右から左)へと、力が加わります。従ってクラブフェースが真っ直ぐでも、ボールの飛び出し角度が左側へ向きます。その後、カット打ちしている事によるサイドスピンの影響で、右へとスライスしていきます。

このスライスでは、一度左に飛び出してから右に曲がるので、目標から逸れる度合いは、プッシュアウトスライスに比べて遙かに小さいです。スライスしているのに、目標へぴったりの方向に飛ぶ場合もあります。一見すると、矯正する必要は無さそうにも思えますが、スコアを伸ばしたければ、絶対に矯正すべきです。

その理由は二つあり、一つはスライスショットは飛距離が約10%も落ちるので、スコアメイクを考える上では圧倒的に不利だからです。もう一つの理由は、アウトサイドインに振ると、シャンク(アイアンの根本に当たって右45度位へ飛んでいく現象)が起きる確率が高い事です。特に練習量の少ないアマチュアゴルファーは、スイングが安定していないので、シャンクが起きやすいです。

この「引っ掛けスライス」を矯正するには、アウトサイドインに振る癖を直すよう、スイングを改造する必要があります。具体的には、トップの位置を低くすることや、クローズドスタンスに構えること、などが挙げられます。その強制方法については、別のページで解説していきます。

2014年2月4日火曜日

スライスの軌道から原因を見分ける方法

ゴルフのショットがスライスする事には、大きく分けて2種類の原因があります。そして、自分がどちらの原因で曲がっているのかは、ショットの軌道を見ればほぼ見分ける事が出来ます。

この2種類の軌道は、その原因から「プッシュアウトスライス」と「引っ掛けスライス」という風に呼ばれます(命名は雑誌やプロによって多少異なる)。

スライスの軌道とその原因

プッシュアウトスライスとは、打った直後からボールが目標よりも右側に出て、そこから更に右へ曲がっていく軌道のショットを言います。プッシュアウトスライスの原因は実に単純で、インパクトの瞬間に、クラブフェースが右側を向いている事に起因します。アドレス時には、真っ直ぐ目標の方を向いていたはずのクラブフェースが、ダウンスイングでフェースが返りきらずに、開いた(右を向いた)状態でボールに当たっているわけです。

スライスする原因1~クラブフェースが開いている

ですから、飛んだ直後から右方向へとプッシュアウトしていく訳です。そして、クラブフェイスが横を向いた状態でインパクトしているので、ゴルフボールには右方向へのサイドスピンが掛かっているので、右へ飛び始めた上に、そこから更にスライスして、目標よりもはるか右方向へと飛んでいく軌道になるのです。

プッシュアウトスライスは、後述する引っ掛けスライスよりも大きくターゲットから逸れてしまうので、より深刻な問題です。実際のコースでこれを打ってしまうと、間違いなくボールは林の中へ消えていくでしょう。プッシュアウトスライスは、ゴルフでは最も犯してはいけないミスであり、初心者が真っ先に矯正すべきポイントだと言えます。

一方の引っ掛けスライスとは、インパクト直後はボールは目標よりも左側へ出て、そこから右へ曲がっていく軌道のショットの事を言います。

引っ掛けスライスの原因は、スイングが「アウトサイドイン」に振られているからです。インパクトの瞬間、クラブフェースは目標を向いているのですが、スイングが外から内(飛球方向に向かって右から左)へと振られている為、ボールに右回転のサイドスピンが掛かってスライスするのです。そしてアウトサイドインに振られる為、フェースが真っ直ぐ向いていても、打球は若干左方向へ飛び出し、そこから右側へ曲がっていく軌道になるのです。
※引っかけスライスについては、別のページで詳しく解説する予定です。

しかし、この二種類の原因が混ざっている場合もあります。インパクト直後にほぼ真っ直ぐ飛び出し、そこから大きくスライスする軌道のケースです。この場合、クラブフェースは開いている上、アウトサイドインに振っているという、両方の原因が重なっている事もありえます。その場合、両方の癖を治す必要があるのですが、そんな人のスイングはメチャクチャなので(2重に間違ったスイングをしている訳ですから)、経験者が見てあげれば、容易に見分ける事が出来るはずです。

2014年1月19日日曜日

スライス癖は左を向いて打てば良い ~は大間違い!

ゴルフにおける癖というのは非常にやっかいで、スライス癖のある人は大半のショットがスライスします。このため、初心者の中には「どうせスライスするんだから、最初から左を向いて打てば良いだけでしょ!」と思っている人が少なくありません。

残念ですが、この考え方は大間違いです!スライス癖の矯正を諦め、左を向いて打っているようでは、ゴルフのスコアを伸ばすことは難しいです。その最大の理由は、スライスは飛距離が約10%落ちることです。

ゴルフにおいて、飛距離のロスが致命的に不利であることは、初心者の人でも容易に理解できるはずです。特にグリーンを狙うショットは、ランが少なくて止まりやすい弾道を打つのが基本です。グリーンで止まりやすいのは、高い弾道のショット~即ちより短いクラブで打つ方が、圧倒的に有利です。アイアンは一つ番手が下がる毎に、ロフトの角度が平均4度ずつ増え、その分弾道も高くなり、止まりやすく(ランが出にくく)なります。

平均的なアイアンのロフトの角度
5I 6I 7I 8I 9I PW
26度 30度 34度 38度 42度 46度

しかし、スライスする事を前提に打つのであれば、飛距離が約10%ロスするので、番手が一つ大きなクラブにする必要が生じます。当然、ロフト角が4度立つので弾道が低くなり、グリーンで止まり辛くなるので、スコアメイクで明らかに不利になります。

またゴルフでは、ロフトの立った長いクラブの方が、物理的に横に曲がりやすく(スライスがきつく)なります。ショートアイアンが左右に曲がりにくいのは、ロフトの角度が大きい為、バックスピンが強くかかり、サイドスピンを打ち消してくれるからです。ゆえに、同じ距離を打つのであれば、なるべくロフトの大きなクラブ、例えば5番アイアンより6番アイアンの方が、方向のコントロールが狂いにくいのです。

従って、スライス前提で長いクラブで狙えば、よりスライスが強く出やすいので、方向のブレが大きくなります。いつも同じ角度で曲がるならいざ知らず、大きくスライスしたり、あまり曲がらなかったりと、ショット毎にブレが大きくなるので、スコアメイクがままなりません。左を向いて打っている時、スライスせずに左に引っかけたりしたら、ボールは林の奥底に消えていくことに・・・。

スライスを矯正しない場合の欠点をまとめると

  • 同距離でも大きなクラブが必要になり、グリーンで止まりにくい
  • 同距離でも大きなクラブが必要になり、方向のブレが大きくなる

となります。ですから、スライスするという悪癖は必ず矯正しなければ、スコアを伸ばせないのです。スライスする事には必ず理由があり、それが分かれば必ず矯正することが可能です。左を向いて打つというのは、あくまでコースへ出た日にどうしてもスライスが出まくってしまう時の、応急処置としての方法に留めるべきなのです。

スライスする原因1~クラブフェースが開いている

スライスショットが如何に問題であるかは、前回のスライスは飛距離が約10%ロスするのページでご理解頂けたでしょう。スライスに悩まされている人は、その原因を探り、矯正していかないと、スコアを伸ばしていく事が物理的に難しいのです。

では、スライスの原因は何なのでしょう?アマチュアゴルファーで最も多いとされる原因は、インパクトの瞬間にクラブフェースが開いている事です。

ゴルフでは、テイクバック(バックスイング)していくと、意識しなければ必ずクラブフェースが目標よりも開いていきます。トップでは、クラブフェースは大きく右に向いており、それがダウンスイングで徐々に閉じていき、インパクトの瞬間にアドレスと同じ角度~目標と正対することになります。

スイングの軌道とフェースの向き
ですから、インパクトで腕より体が突っ込んでしまうと、いわゆる「振り遅れ」になり、フェースが開いてスライスします。逆に体の回転が遅く、腕が先に出すぎると、いわゆる「手打ち」になり、フェースが閉じすぎていて左方向に飛ぶ(フック)ことになります。

そしてアマチュアゴルファーの場合、ドライバーからミドルアイアン位のクラブでは、どうしても「飛ばす」という意識が強いため、体が先に突っ込む⇒振り遅れが多くなります。そのため、フェースが開いたままインパクトするので、スライスする原因となるのです。逆に100ヤード以内のアプローチショットでは、コントロールを良くしようと考える余り、体の回転が不十分になり、手打ちになって左に引っかける事が増えてくるのです。

つまり、クラブフェースが開いている事が原因のスライスは、体が突っ込まないようにする事と、インパクトまでにフェースが閉じるように意識付けて練習する事が、矯正の第1段階となります。

そして、フェースが開く事の矯正方法は、ストロンググリップに変える事と、ダウンスイングで早めに左手の甲側(=右手の平側)が目標に向くようにすることです。

イメージ的には、インパクトで手首が返るように思いがちですが、そのように意識すると手打ちになりやすく、逆に引っかけるミスが多くなりますので、注意が必要です。また、手首を返そうとばかり意識すると、左手首や前腕裏側の筋肉を痛めやすいです。私もスライス矯正の初期段階で、この失敗を犯し、左手の筋肉痛が酷かった記憶があります。

手首を返すのではなく、あくまで左手の裏側全体を目標に向けていく、ダウンスイングで腕全体を早めに返していくイメージで練習するのが、スライス矯正のコツです。

スライスは飛距離が約10%ロスする

スライスは、多くのアマチュアゴルファーが悩まされている問題です。ショットが曲がる悪い癖としては、フックの方がまだマシで、スライスはスコアアップを目指す上で最悪の状態です。なぜなら、スライスはストレートボールやフック(ドロー)に比べて、飛距離が大きくロスされるからです。

スライスでどれだけ飛距離が落ちるのかというデータは、ネット上に幾つか載せられていますが、定義が曖昧でよく分かりません。中には、ドライバーで40ヤード差が付くという統計もあったりしますが、ストレートが何ヤードでスライスが何ヤードなのか、具体的な数値が無いと理解しにくいですよね。そこで、私が実際に打つデータを元に、飛距離のロスを考えてみます。

【私のスイングデータ】ドライバーのヘッドスピード=平均45~6m/s

  • 真っ直ぐ打てた場合の平均飛距離=約250ヤード(キャリーで225y)
  • スライスした場合の平均飛距離=約220ヤード(キャリーで200y)
  • 7番アイアンの飛距離=約150ヤード
  • 7Iでフェードした時の飛距離=140ヤード弱

上記のデータは、ゴルフショップなどで試打する際にコンピュータが弾き出した値と、実際に練習場で打った時の数値を総合したものです。

私はアマチュアゴルファーの中では比較的パワーがある方で、ヘッドスピードは45m/sを超えますから、ドライバーが「まっすぐ飛べば」250ヤード前後は飛びます。ところが、同じドライバーショットでも、スライスが掛かった場合には、飛距離は平均で30ヤード位落ちてしまいます。私の行きつけの練習場は最大200ヤードなので、スライスした時はいつもキャリーでギリギリ届くかどうかですが、ストレートやドローなら楽勝でネットの中段位に当たります。

同様に、私は7番アイアンでミスをしなければ150ヤードほど飛びますが、少しフェードすると140ヤード程度、強くスライスが掛かると130ヤード程度しか飛ばなくなります。

この事実から考えると、ゴルフでショットがスライスした場合、およそ10%ほど飛距離のロスが生じる計算になります。番手で言うと、完全に1クラブ下の飛距離になるわけです。

スライスで飛距離がロスされる理由は、主に二つです。一つ目は、スライスはクラブフェースが開いた状態でインパクトしているので、スイングの力が100%ボールに伝わりきらないからです。丁度、野球で「流し打ち」すると飛距離が落ちるのと同じです。東京ドームの看板に引っ張って当てられる選手は沢山居ますが、流し打ちで届く人はほとんど居ません。流し打ちはスイングの『途中』で打っており、しかも手首が返っていないので、ボールにパワーが伝わりきらないからです。

飛距離がロスされるもう一つの理由は、スライスはボールのバックスピン量が多い事です。バックスピンが多いと、打球が「吹き上がる」状態になり、落ち際で大きく失速します。またバックスピンなので、ランが出にくい(落ちてから転がらない)のです。