2014年6月22日日曜日

桑田泉プロの手打ちでスライスを直す方法

ゴルフのレッスンプロの中には、斬新な方法論でアマチュアゴルファーのスライス癖を直す人も居ます。私も実践してみて、実際にスライス癖を直せた理論に、レッスンプロの桑田泉氏の「アマチュアは手打ちしろ」という教えがあります。

桑田泉氏は、高校野球やプロ野球で名を馳せた、かの桑田真澄氏の弟で、2010年に「ティーチングプロアワード最優秀賞」を取られている、一流のレッスンプロです。兄の真澄氏も斬新な野球理論(極論?)で有名ですが、泉プロもまた、ゴルフの世界の常識に囚われない斬新な教え方で評価されています。その一つが、今回紹介する「手打ちでスライスを矯正する」方法です。

桑田泉プロ曰く、スライスするアマチュアの多くが「ボディーターンを意識しすぎて」腕が振り遅れることが原因となっているので、まずはしっかり腕でクラブを振る感覚を身につけるために「手打ちしろ」と述べています。
出典:「クォーター理論」ゴルフ(桑田泉著・成美堂出版)

ボディーターンを捨てて手打ちするというのは、一見するとゴルフの常識に反する教えです。しかし現実問題として多くのアマチュアゴルファーが、フェイスローテーションが十分行えず、振り遅れのプッシュアウトスライスする癖がある以上、十分理にかなった教えなのです。実際に私も、ボディーターンを抑えて、腕でしっかりクラブを振るスイングに変えてみたところ、確かにプッシュアウトスライスの癖は直すことが出来ました。

ただしこの「手打ち」理論は、いつまでも実行していると危険です。私もスライスは直ったので手打ちスイングを続けていると、いつのまにかチーピン(強烈に引っかけるフックボール)ばかりしか打てなくなりました。練習場でドライバーを打つと、すべて左に直角に曲がっていきサイドネットに突き刺さるという、強烈なチーピン癖に犯されました。ボディーターンを抑えて手打ちすると、インパクトで腕をこねあげるような動きでフェイスが閉じてしまい、チーピンや強烈なフックばかりになるのです。

ある程度腕でクラブが振れて、ボールをしっかり捕まえる感覚が養えたら、この桑田流手打ち理論は卒業して、ボディーターンを加えていかないと、今度は引っかけ・チーピン癖に悩まされることになります。実際に桑田氏の理論も、手打ちしろというのはアマチュアのレベルアップの第1段階であり、ボールが掴まってスライスが治れば、ボディーターンを取り入れる第2段階以降に発展していきます。

つまり、この桑田流手打ち理論は、ゴルフのスイングが固まっていない人、始めたての初心者向けの理論で、あくまで通過点の理論です。ですが、ゴルフを始めたての初心者には、中々有効なスライス矯正方法だと、私自身も体感しました。