2014年1月19日日曜日

スライスは飛距離が約10%ロスする

スライスは、多くのアマチュアゴルファーが悩まされている問題です。ショットが曲がる悪い癖としては、フックの方がまだマシで、スライスはスコアアップを目指す上で最悪の状態です。なぜなら、スライスはストレートボールやフック(ドロー)に比べて、飛距離が大きくロスされるからです。

スライスでどれだけ飛距離が落ちるのかというデータは、ネット上に幾つか載せられていますが、定義が曖昧でよく分かりません。中には、ドライバーで40ヤード差が付くという統計もあったりしますが、ストレートが何ヤードでスライスが何ヤードなのか、具体的な数値が無いと理解しにくいですよね。そこで、私が実際に打つデータを元に、飛距離のロスを考えてみます。

【私のスイングデータ】ドライバーのヘッドスピード=平均45~6m/s

  • 真っ直ぐ打てた場合の平均飛距離=約250ヤード(キャリーで225y)
  • スライスした場合の平均飛距離=約220ヤード(キャリーで200y)
  • 7番アイアンの飛距離=約150ヤード
  • 7Iでフェードした時の飛距離=140ヤード弱

上記のデータは、ゴルフショップなどで試打する際にコンピュータが弾き出した値と、実際に練習場で打った時の数値を総合したものです。

私はアマチュアゴルファーの中では比較的パワーがある方で、ヘッドスピードは45m/sを超えますから、ドライバーが「まっすぐ飛べば」250ヤード前後は飛びます。ところが、同じドライバーショットでも、スライスが掛かった場合には、飛距離は平均で30ヤード位落ちてしまいます。私の行きつけの練習場は最大200ヤードなので、スライスした時はいつもキャリーでギリギリ届くかどうかですが、ストレートやドローなら楽勝でネットの中段位に当たります。

同様に、私は7番アイアンでミスをしなければ150ヤードほど飛びますが、少しフェードすると140ヤード程度、強くスライスが掛かると130ヤード程度しか飛ばなくなります。

この事実から考えると、ゴルフでショットがスライスした場合、およそ10%ほど飛距離のロスが生じる計算になります。番手で言うと、完全に1クラブ下の飛距離になるわけです。

スライスで飛距離がロスされる理由は、主に二つです。一つ目は、スライスはクラブフェースが開いた状態でインパクトしているので、スイングの力が100%ボールに伝わりきらないからです。丁度、野球で「流し打ち」すると飛距離が落ちるのと同じです。東京ドームの看板に引っ張って当てられる選手は沢山居ますが、流し打ちで届く人はほとんど居ません。流し打ちはスイングの『途中』で打っており、しかも手首が返っていないので、ボールにパワーが伝わりきらないからです。

飛距離がロスされるもう一つの理由は、スライスはボールのバックスピン量が多い事です。バックスピンが多いと、打球が「吹き上がる」状態になり、落ち際で大きく失速します。またバックスピンなので、ランが出にくい(落ちてから転がらない)のです。